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言葉の国のアリス Alice's Adventures in Word-land アリスは,他人に頼ることを親から教えてもらっていません。 いじめられた時も,いじめてしまった時も…。 You tubeで無料再生 pixveで無料閲覧 dream tribeで無料閲覧
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歪みの国のアリス Through the a refraction mirror, and What Alice Found There アリスはいじめられてもやり返さないで忍耐しています。 アリスはいつも空想の中でやり返して勝ちます。でも…。 (ただいま製作中) |
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第1話 アーゲル君の宝物 A treasure of Argeru アーゲル君は,“宝物をあげるのにふさわしい人”を探して一人旅をしています。 人はなぜ他の人をいじめるようになるのか,要因を考えさせるお話です。 You tubeで無料再生 pixveで無料閲覧 |
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第2話 キレーネさんの探し物 Searching for of Kireane キレーネさんは,本当の愛を求めて旅に出ます。 顔や姿が理由でいじめが起きているなら,きっと慰められます。 You tubeで無料再生 pixveで無料閲覧 |
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第3話 ゴーリキ君の泣き所 ゴーリキ君は,自分の腕力を他の人のために使おうと考えて旅に出ます。 いじめる人に立ち向かうことは,本当に必要なのかどうかを考えさせるお話です。 (今後製作予定) |
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第4話 チノーさんの忘れ物 チノーさんは,自分の知恵を他の人のために役立たせようと努力します。 まじめに勉強してるためにいじめが起きているなら,きっと教えられます。 (今後製作予定) |
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第5話 ジョーズ君の落し物 ジョーズ君は,他の人を楽しませるために芸術を披露します。 目立ったことが理由でいじめが起きているなら,このお話を読んでください。 (今後製作予定) |
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第6話 ワール皇帝独り言 ワール皇帝も反省して良い支配を行なおうと努力します。 子どもたちのいじめの問題を公平に正したいと願う大人にとっての教訓です。 (今後製作予定) |
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第7話 アイアルさんの贈り物 ある大金持ちのカナエル様は,一人の嫌われ者を,お金の力で助けようとします。 “自分は何のとりえもない”と思っている,いじめられている人を助けるお話です。 (今後製作予定) |
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第8話 アーゲル君の一人旅 アーゲル君は,長い旅を終えて自分の故郷に帰ります。 以前,自分をいじめていた人に対してどのように接することができるか共に考えましょう。 (今後製作予定) |
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第9話 アーゲル君の旅の果て アーゲル君は,周りの国々でたくさんの人が自殺しているといううわさを聞きます。 自分や他人に対する厳しい見方がもたらす危険について考えます。 (今後製作予定) |
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おまけのポエム
これは“いじめ”問題を直接取り上げたものではありません。 傷ついた心を癒すあたたかいポエムです。 ※ 全ページ無料で御覧頂けます。(作品は,時折,追加されます)。 |
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小説:図らずも引き篭もりは事件を解決した いじめがきっかけで引き篭もり,世の中のことに無頓着な少年が, ある事件のニュースを見て,何気なしに推理してみると…。 ※ ただいま執筆中。 |
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絵本や紙芝居の売り上げは,今後の調査・研究・制作費に用いられます。 目 次 ■初めてダウンロードデータを購入される方のために,ご注文から商品お引渡しまでの流れを説明致します。 ■購入時には以下の点にご注意ください。 ■購入規約 ■データを受け取った後の解凍作業を説明致します。 ■解凍したデータのプリント作業を説明致します。 ■紙芝居versionのプリントした絵を紙芝居の形に仕上げるための注意点です。 ■絵本versionのプリントした絵を絵本にする方法です。 ■購入画面へ。 **************************************************************************************** ■初めてダウンロードデータを購入される方のために,ご注文から商品お引渡しまでの流れを説明致します。 購入画面でご注文していただきます。完了後に,注文内容のメールがショップへ送信されます。 同時に,注文者へも注文内容の確認メールが自動で送信されます。 その後,注文者にはショップの指定する口座へ入金していただきます。 ショップが入金を確認した後,ダウンロードURLを購入者へ送信します。 購入者はそのURLからご自分でダウンロードする必要があります。 購入者がデータをダウンロードできる有効期限は『ダウンロードURL』の送信後10日間です。 必ず期限内にダウンロードなさってください。期限を過ぎてしまった場合のクレームには対応しかねます。 ■購入時には以下の点にご注意ください。 システムの都合で分割販売となっています。 それで,購入画面ではその作品の分割のすべてを注文なさってください。 (例)第1話 アーゲル君の宝物・紙芝居version の場合 第1話 オモテの絵 1/3 \ 100 第1話 オモテの絵 2/3 \ 100 第1話 オモテの絵 3/3 \ 100 第1話 ウラの台詞 1/2 \ 50 第1話 ウラの台詞 2/2 \ 50 計 \400 ただ,紙芝居versionで,すでにその作品を持っている場合, 別の言語に翻訳されたウラの台詞のみを注文することもできます。 ■購入規約 データ販売という取引の性質上,返品は受け付けません。 また,たとえ無償であっても,データやプリントした絵を他人に渡すことは禁じます。 とはいえ,演劇のための複製資料は,白黒に限り,スタッフの人数分作っても構いません。 また,プリントした絵が破損,もしくは紛失した場合は保存していたデータから再プリントしても構いません。 ■データを受け取った後の解凍作業を説明致します。 ダウンロードのデータはzip形式で圧縮されています。 エクスプローラのファイル名をダブルクリックすれば解凍されます。 解凍されない場合は,“解凍レンジ”を検索してダウンロードしてください。 ■解凍したデータのプリント作業を説明致します。 データは自分でプリントするか,写真現像に出してください。 自分でプリントする場合は,次の方法で行なうこともできます。 エクスプローラでファイルをダブルクリックすると“Windows FAX画像とビューア”で開かれます。 画面の下方にある印刷ボタンをダブルクリックすると,“写真の印刷ウィザード”というボックスが出ます。 “画像の選択”でプリントする画像を選択できます。 まず1ページ,テストプリントするのが良いでしょう。 印刷の基本設定を押して,プリンタのプロパティを確認してください。 “用紙サイズ”は,“A4”が適していますが,自由に選択してください。 “印刷の向き”は必ず“横”にしてください。 “用紙の種類”は“光沢紙”をセットしてください。“普通紙”だと色がにじむかもしれません。 “印刷の品質”はなるべく良い方を選択してください。 ■紙芝居versionのプリントした絵を紙芝居の形に仕上げるための注意点です。 “表の絵”と同じページの“裏の台詞の用紙”を貼り合わせるないようご注意ください。 全ページを重ねて一番後の紙の裏に,一番前の絵の台詞がなければなりません。 まず,四方を両面テープで軽くとめて,一度確認すると良いでしょう。 その後に,ラミネーターで表面を保護するときれいに仕上がります。 ■絵本versionのプリントした絵を絵本にする方法です。 厚手の光沢紙にプリントし,ラミネーターで裏表を保護してください。 絵の上辺に穴あけパンチで穴を開け,リングで止めてください。 上にめくって読みましょう。 絵も文章も,左から右に読み進めてください。 ■購入画面はここからどうぞ。 |
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目次 CONTENTS
■ いじめとは? What Is Bullying? ■ いじめの原因 Reason why Bullying ■ いじめの種類 Cases of Bullying ■ いじめられっ子の特徴 Typical bullied children ■ いじめられている兆候 Symptom of bullied children ■ いじめの影響 Bad Effects of Bullying ■ いじめる側の害 Bad Effects on the bullies themselves ■ いじめの回避法 How to avoid bullying ■ いじめの対処法 How to deal with Bullying ■ いじめをやめる A bully stop bullying ■ いじめをやめさせる Stop children bullying ■ いじめが続くとき… When Bully continues… いじめとは? What Is Bullying? 力が強く機転が利く子がいます。 There is a child who is strong and smart. 彼らにとって,ほかの子を威嚇したり,笑い物にしたりするのはたやすいことです。 It's easy for them to intimidate or make fun of other people. 周りの子が笑ってくれるので,彼らは人気者になった気でいます。 They feel that they are popular because other people laugh at what they do. いじめられている子も仕方なく笑っています。 The bullied child too laughs anyway. 我慢できなくなったその子が急に怒り出します。 Suddenly, the bullied child, who couldn't take it anymore, gets angry. 目に涙をためて必死にいじめっ子に食って掛かります。 He fight against a bully with tearful eyes. でも,いじめっ子は真剣には受け取りません。 But the bully doesn't take it seriously. 『何怒ってんだよ。ちょっとふざけただけだろ?』。 “Hey! I was only having a little fun.” 周りにはいじめられている子を助けようとする子もいますが,次のように言われて黙ります。 There is a child who is trying to arbitrate it, but he couldn't do so because the bully said, 『そんなに大げさにとらないでよ。それに,あいつははそうされても仕方ないんだぜ,だってさ…』。 “What's the big deal? Besides, he deserved it. Because…” いじめ…ヨーロッパで一般的になっている単語で言えば “モビング(群がる)”…。 In Europe, the word people use for bullying is "mobbing"…. 一つの定義でいじめのすべての面を説明するのはおそらく無理でしょう。 Perhaps no single definition can covers all aspects of "Bullying". それは,ただの嫌がらせや暴行とは異なります。 It isn't quite the same as harassment or assault. 彼らは大抵小さな仕打ちを長期間繰り返します。 They usually repeat small treatment for a long term. 彼らは標的を身体的にも精神的にも傷つけ,標的にストレスを与えるためにそうします。 They do so to injure a target physically, mentally, and to give the target stress. このストレスの原因には“起きた事柄”だけでなく“起きるかもしれない事柄”も含まれます。 Its cause includes what has already occurred and what may occur in the future. 彼らが,弱く傷つきやすい人に,つらい仕打ち・罵倒・屈辱感を与えるなら,それはいじめです。 If they give the weaker one a hard treatment, verbal abuse, and sense of humiliation, it's bullying. 叩いたり小突いたりしなくてもそれはいじめです。 It's still bullying even if they don't physically abuse him. いじめの原因 Reason why Bullying いじめられた経験のある人ならそう言いたいかもしれません。 Actual victims of bullying may want to say,"It doesn't matter why. They don't have the fair excuse." そのように言うのは正しいことです。 Well, it’s right for them one to say that. とはいえ,あなたが自分の怒りに支配されてしまうなら,判断を誤りかねません。 However, you might make the wrong decision if you are controlled by your anger. 反対に洞察力を働かせるなら,自分の怒りを静め,状況を明確につかみ,解決策を探れるでしょう。 On the contrary, You will be able to calm down, see through the situation, and find a solution if you use your insight. では,この許しがたい行為を生じさせる幾つかの要因を考察してみましょう。 Now, we will consider some causes for the behavior that are hard to forgive. 彼らは人格形成期に,親の良い手本を見ていません: They didn't see the good example of their parents during their personality development stages: 彼らの親が冷淡もしくは無関心です。 Their parents are either cold or not interested to their children. 彼らは,親からほとんど愛情を注がれず,きちんとしたしつけがなされていません。 They are neither loved nor disciplined by their parents. 彼らの親が手本によって「どんな問題もかんしゃくと腕力で片づけなさい」と教えています。 Their parents' behavior teaches their children that they can solve any problem by violence. 彼らの親が手本によってこう教えています。 「人を威嚇したり言葉で脅したりすることが思いどおりに物事を進める最善の方法だ」 It also teaches them that threatening people is the best way to get what they want. 彼らの「家庭でうっ積した苦痛」は簡単には消えません。 Their pent-up feeling doesn’t easily disappear. そのため彼らは「他の人にも同じ苦痛を味わわせたい」と思うのです。 Therefore, they want to make people feel same way as they do. 彼らは親から「自分と違う種類の人を受け入れる方法」を教えられていません。 The parents didn't teach teach them how to accept difference such as race, language, and religion. (人種・体型・障害・言葉遣い・習慣・家の経済状態・家の宗教−など)。 (A race・A figure・A physical disability・A dialect ・A custom・Economic conditions and the religion of the house−and so on) メディアからの悪影響: Bad Influence of Media: 人気のあるコメディー番組は皮肉で満ちています。 Popular comedy programs contain full of sarcasm. イベント中の乱闘はニュースのハイライトとして扱われます。 Sports fight is broadcasted as the best part in a newscast. 映画やビデオで“悪を倒す”という名目でさまざまな暴力的な場面が正当化されています。 Violence is justified by the movies whose theme is to defeat evil. 恵まれていない境遇: Unfortunate circumstances: 彼らは「同情されたくない」という気持ちのゆえに,攻撃的になることがあります。 They often becomes aggressive because they don't want sympathy. 競争に勝たないと気が済まず,勝つだけでは物足りず,敗北者に恥をかかせずにはいられなくなるのです。 And it's not enough for them to win. They want to embarrass others. 他のだれかを低めて優越感を持とうとします。 They want to feel superior to other people. いじめっ子が人気者に見える: Bully appear to be popular: 思いどおりに振る舞うこつとしていじめを用いる。 They use bullying as a knack to arrogant behavior. 脅したり,威圧したりして,望むものを手に入れ,力,支配する地位,注目を得ている。 They are getting attention and wish and position to dominate, using coercion and intimidation. ほかの子たちを笑わせて人気者になるが,どこで止めたらいいのか分からなくなる。 They become popular by the other kids laugh. But they don't know the limits. 愉快に過ごし,注目されたいと願うあまり,だれかの感情を傷つけてしまうまでやめない。 They want enjoy, don't want it to end, even hurt anyone. 監督が行き届かない: Poor supervision: ある調査では,親や教師が発見してやめさせるケースは10%以下である。 Parents and teachers discover and discourage bullying, according to one study, that cases is less than 10 percent. いじめっ子は,うまくやりおおせることに快感や達成感を覚えて味をしめる。 They become bullying-addicts. Because they feel a sense of pleasure by get away. 教師が教育方針で,常に互いに競わせる場合に優劣の感情が生まれ,いじめが始まることもある。 Sometimes bullying begins for feelings of superiority born by educational policy to always compete. 残念なことに,いじめを“正常な行為”とみなす教師がいる。 Unfortunately, there is a teacher feel bullying is act normal. 自分が先生から気に入られようとして,他の生徒について虚偽の報告をする子もいる。 もちろん,いじめられる側が本当に間違ったことをしているということもある。 (共同の作業をよくさぼる・うそをつく・自慢する・先生の前と生徒だけの時と裏表がある−など)。 ねたみ,退屈しのぎ: 優秀な生徒がねたみを買って,いじめの標的になることも多々生じている。 子どもは十代になると,異性からどう見られるかに関して,強い不安や恐れを感じるようになる。 メディアの伝えるイメージに刺激されて,“かわいさ指数”や“イケてる指数”を競うようになる。 子どもの多くは,ねたみの感情に対処する方法を知らず,そうした感情を陰険な方法で表わす。 子どもたちは正しい対処法をしらない: いじめに遭っている子の多くは,どこにも助けを求められないと感じている。 いじめっ子は力(腕力とは限らない)に訴え,いじめられっ子は同じ種類で対抗するしかないと思う。 自分がいじめられないようにするため,いじめっ子の仲間になり,ほかの子を“いけにえ”に選ぶ。 いじめの種類 暴力的ないじめ: 標的を殴る,小突く,ける。深刻な身体的暴行。持ち物を破損させる。 言葉によるいじめ: 脅迫,悪口,侮辱,皮肉,ののしり,あざけり,執ようで辛らつなひやかし,絶えず批判する, 現実離れした無理な目標を課す,人格や存在価値を否定する 人間関係を損なういじめ: 標的について悪意のあるうわさを広める。 評判を傷つけるため陰でもでたらめなことや意地悪なことを言い触らす。 組織的にのけ者にする。 その他: 「あした学校に来たら,命はないわよ」―正体を隠して電話や手紙で脅す。 特定の標的に恥をかかせるために幾つものWebサイトが立ち上げる。 Eメールやチャットルームなどを中傷の手段とする。個人情報を意図的に漏らす。 標的の持ち物から“ちょっとした盗み”をする。 “借りる”と称して金品を巻き上げる。 いじめられ易い子の特徴 これは,いじめられる子に責任や問題があると述べているわけではありません。 どんな場合にでもいじめに正当な理由はないからです。 しかし,この特徴についても知っているなら,いじめに対処する一助になるでしょう。 孤独 引っ込み思案 心配 内気 慎重 敏感 弱い自尊心 攻撃されると泣いたり逃げたりする傾向。 (いじめっ子は人が困った様子を見せるときに興味をそそられる)。 周囲と異なる特徴(人種・体型・障害・言葉遣い・習慣・家の経済状態・家の宗教)。 いじめられていることを見分ける症状 憂うつ いらいら 欲求不満 疲労 引きこもり 家族や友達に対して攻撃的になる いじめの被害 学校に関連して: 思い煩い,苛立ち,不安,憂うつ,ストレス,被害妄想,不眠,頭痛,胃の痛み,朝食後に吐く。 学校に行きたくないと思うほどになる。(休みの日でさえ心からは楽しめない)。 口実を考え出して,辛いことから逃げようとする習慣が身に付く。 頻繁に遅刻する。または,学校を休む。 欠席が増えるため,または,気が散って授業についていけないため,成績が低下する。 いじめられていない子も,いじめの場面を見て,少なからず不安を感じ,学習能力が低下する。 進級や卒業が難しくなり,引いては就職を困難にする。 その他: 自信の喪失,自尊心の欠如,引っ込み思案。友達を失い,新たに友人を作ることに恐怖を覚える。 権威に対する信頼を失う。大人になっても社会に適応できなくなる。 深刻な無力感,心身の衰弱,人格破壊,自暴自棄,心的外傷後ストレス障害,うつ病,自殺。 仕返しや八つ当たりをするようになる。時には殺人に至る。 家族や友人も被害者を助けるために,余分な荷を負う。疲れを覚え,被害者との関係も壊れる。 問題を扱う教師が,学校のいじめっ子に痛い目に遭わされる。仕返しを恐れて問題児の処罰を渋る。 いじめる側の害 加害者の害など考えてやる必要があるのか−と感じるのはもっともなことです。 しかし,これを考えるなら,解決を目指して行動する際に,自信を持つことができます。 単に自分のためではなく,報復のためでもなく,相手の益のためでもある−との大儀です。 いじめは幼児期に始まり,大人になっても続きます。 ある調査では,いじめっ子だった小学生の半数以上が20代には重罪で有罪判決を受けていました。 いじめっ子すべてが犯罪者にならないとしても,そうした習慣は深刻な問題を引き起こします。 配偶者や子供が苦しみ,就職の機会を逃すこともあるでしょう。 雇用者は,他の社員とうまくやって行ける人を好むからです。 何か皮肉を言われるのではないかと思う他の人はその人を頼りにして相談に来たりはしません。 いじめを回避するために クラスの中でも外でも他の生徒と打ち解けて話をする。孤立するのではなく,信用できる友達を作る。 それだけで,いじめっ子に目をつけられやすい孤独なイメージを払いのけることができるかもしれない。 先生やスクールバスの運転手と仲良くなるようにし,にっこりほほえんで気持ちよくあいさつする。 それだけで,その人たちから目をかけてもらえるようになり,それが身を守る手段となる。 問題が起きやすい時間帯や場所を努めて避ける。なるべく一人でいないようにする。 以前よりもリラックスして落ち着いた態度を示すよう努めるなら標的になる危険を減らせる。 やって良いことと悪いこととの境界をあいまいにしない。 普段から,悪いことは悪いとはっきり言っていないといじめを許容する子とみなされる。 まじめに勉強して自分の役割をきちんとこなす。ただし完璧主義になるべきではない。 服装についても考慮する。 『この服は人にどんな印象を与えるだろうか。挑発的だろうか。だらしなく見えないだろうか』。 持ち物に嫌がらせをされそうだと思ったら,信用できるだれかに前もって預ける。 例:体育で皆が教室を離れる時には,別のクラスの友達に預けたりできるかもしれない。 被害を受ける前にその不安を先生に告げておくなら,措置を講じてくれるかもしれない。 いじめられたなら 自分でできること: はっきりとした態度で,『あなたがしていることは好きではないのでやめるように』言う。 堂々とその場を立ち去るだけで,その後いじめられる危険は大いに減る。 “自分はいじめられるままにはならない”という意向を伝えることになる。 いじめっ子たちは,全く自分の言いなりになる人を探している。 望み通りに反応してくれない子が,再び標的として選ばれることは少ない。 否定的なことを言われても過敏に反応しない。 冷やかされても,張り合うことがないようにする。 仕返ししたり,けんか腰になるのは賢明ではない。 『ぼくを甘く見るなよ,怒らせると痛い目を見るぞ』と言った台詞は挑発するだけ。 何かの点で誤解されていることがいじめの原因になっているならすぐさまそこに注意を向ける。 いじめられている側も気づかないうちにその子を怒らせるようなことをしていたのかもしれない。 いじめているグループを一まとめに考えず,一人ひとりと不和を解決する。 注意:平和な関係のために自分の主義を曲げて“八方美人”になったりするなら悪化するかもしれない。 自分の言動に関して道理にかなった規準を定める。 自信過剰になったり,控えめになりすぎたりすることのないようにする。 温かで友好的な態度を示して,冷淡な雰囲気を和らげる。 相手に何を言うかだけでなく,どのように言うかという点にも注意する。 助けを求める: 状況が深刻な場合は,自分だけで対処しようとせず,親や教師などに援助を求めるべきです。 親には,学校で子どもの身に何が起きているかを知る権利があるからです。 しかし,問題を打ち明ければ,事態は悪くなるだけと思い込んで報告しない子もいます。 “仕返しとしてさらにいじめられるかもしれない”と考えるのです。 実際には,報告したためにさらにひどい目に遭うことはごくまれです。 日本でのある調査では2%だけでした。もちろんそのまれなケースにも注意すべきでしょう。 逆に親や教師が真剣に取り組んだ結果,いじめがなくなったケースは,同じ調査では40%ありました。 やり返したり,やめさせたりする力がないと見くびられることを恐れて,家族に隠したがる子もいます。 親や教師から“いじめられる方も悪い”と言われることを恐れる子もいます。 それで,いじめに遭っていても平気なふりをする(平気だと錯覚している)子もいます。 親や教師に“告げ口”するのは“弱い”ことだと挑発され,それを真に受けて報告しない子もいます。 “告げ口する子が弱い”のではなく,“報告させない方が卑劣”なのだということを理解しましょう。 親や教師に報告するなら,“逃げた”という気持ちよりも“正しいことをした”という気持ちになります。 親や教師が理解してくれている−との安心感だけで,十分に自力で対処できるようになる子もいます。 問題をクラスや学校全体で取り上げてもらうことでいじめがなくなることもあり得ます。 そのいじめっ子の親に助けを求めることもできます。 その際,自分の親や教師に仲介してもらうかどうかは事情によるでしょう。 親の教育の仕方を責めたりしないように注意します。 親にそのいじめっ子を“罰してもらう”ことを要求したりしないようにします。 あくまでも,“そうした扱いを受けて辛い思いをしている”という気持ちを伝えるに留めてください。 親同士や教師と親が対立するなら問題は悪化するかもしれないことを覚えていてください。 日本のある親たちが,学校でのいじめから子供を守るために私立探偵を雇うという例もあります。 子供たちの会話が聞けるよう,子供に盗聴器を仕かけている親もいます。 親との会話がなくなって問題に陥っている子供を助ける一つの方法だと思っているのです。 しかし,これは親子の信頼関係を壊す結果になるかも知れず,別の問題を生むかもしれません。 思い切った行動として,学校にクラス替えを求めたり,学校を変わったりする人もいます。 これは,必ずしも“逃げ”ではなく,実際的な対応である場合もあります。 ただし,学校を変えればそれに伴う様々な事務手続きや出費が嵩むでしょう。 必要があれば,親は子どもを新たな学校に送迎する時間と費用を担わなければなりません。 もちろん,いじめに対する絶対的な解決策はない,ということも認めなければなりません。 いじめっ子が変化するために 意外に思えるかもしれませんが,いじめっ子なのに,悪い子と思われたくない子は少なくありません。 自分は良い子だと言ってもらいたいそぶりをよく見せます。(もちろん裏表かもしれません)。 いじめを含む自分の欠点を素直に認めることができないか,自分で気付いてないこともあります。 それでまず,自分自身がいじめる側になっていないかしっかりと調べる必要があります。 親や教師や信頼できる友人に意見を聞くことができるかもしれません。 本当の事柄を知って傷つくかもしれませんが,変化すべき点を知るのに役立つでしょう。 大抵は,人格全体の劇的な変化ではなく,考え方や言動の一部を調整するだけで済むでしょう。 例えば,これまで容姿や力や頭脳や才能のために,自分は他人より上だと思っていたかもしれません。 では,自分にはないすばらしい長所を人が持っていることを理解すればいいだけです。 自分はいじめられたくないと思うはずです。 “自分にして欲しいことを他の人にもしなければならない”−という掟を自分に課せばよいでしょう。 いじめる人は“恐れられる”かもしれませんが,だれからも“好かれない”のです。 いじめっ子を変化させるるために 次に,いじめっ子にこれらのことを率直に伝えることができます。 自分がいじめの被害を受けないためだけではなく,その子の益のためにそうするのです。 場合によりますが,問題をだれかに告げる前に,当人と話すなら良い結果になることがあります。 “自分のことを考えてくれた”ということで感謝してもらえることがあるのです。 いじめがなくならないとき… 相手はその忠告を受け入れないかもしれませんが,少なくともあなたはできることをしました。 いじめに負けない強さを持って最善の方法で対処しました。あとはその子自身の問題です。 もし,被害が続く(または悪化する)ようなら,法的な問題として扱うこともできます。 それは決して弱さの証拠ではありません。当然の手段なのです。 大人が犯罪の被害に遭って警察に届けるのと同じです。 例えば,やくざに暴力を振るわれた場合,自力で戦おうとする人はほとんどいないでしょう。 必ずしもそのいじめっ子と仲良くなる必要はありません。 元より,すべての友達と等しく仲良くなることはないからです。 最善を尽くしたとしても,そのいじめっ子たちが変化しないことも十分あり得ます。 仲間はずれの状態がずっと続くこともあるでしょう。 子どものうちは自分の小さな世界がすべてです。 ですから,そこで友達がいないとかいじめられるとかすると人生のすべてが苦しく感じるものです。 しかし,腐った連中に受け入れてもらうために近づけば自分も腐ります。 そうなるぐらいなら,たとえ孤独でも気高くいる方が,ずっと幸福で自尊心も保てるはずです。 そもそも,子どもの頃の友達関係のほとんどは大人になる頃には忘れてしまっているものです。 いじめがなくならないとしても,あなたはいじめに勝ちました! 毎日の生活の中であなたは勝ち続けている自分を好きになってください。 子どもたちのいじめの問題を真剣に考えている大人の一人として応援しています。
**** おまけ ****
世界史などに興味を持って勉強するのも良いでしょう。 人類はその最初から,強い者が弱い者から搾取する歴史を積み上げてきました。 もちろん,この提案は次のような意図で述べているのではありません。 “人は皆,昔から世界中で苦しんできたのだから,あなたもその程度のいじめぐらい我慢しなさい” むしろ,自分のことだけに目を向けずに済み,広い目で事態を見ることができます。 また,外国語を勉強して,自分の接触できる人の範囲を広げるのも良いことです。 狭い範囲内の人だけと接触して,その中の人々からいじめられると, 自分はすべての人から次のように言われているような気がするかもしれません。 “お前は皆から嫌われている。お前など必要ない” 実際にはそうではないことを広い範囲で実感してみてください。 |